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子育てナビ

子育てに役立つ情報が満載!!

「子どもはかわいいけれど、子育てってしんどいなぁ」、「どうして私の言うことを聞いてくれないの?」などなど、子育てに関するたくさんの悩みや不安、誰しも一度は持ったことがあるのではないでしょうか?
 でも考えてみてください。お子さんが今、3歳なら親になってあなたもまだ3年。わからないことだらけで当然なんです。不安や悩みがあるのは何もおかしことではありません。
 「子育てって楽じゃないけど、楽しいなぁ!」って思ってもらえるように、園長の僕自身の子育て経験や偉大な先人の知見を頼りにした心がス~ッと楽になる子育て論を載せています。
 子育てにしんどくなった時、どうすればいいのか分からなくなった時には、ぜひ一度覗いてみてください。「へぇ~、そうなんだ」、「なるほど~!」と気持ちが楽になるかもしれません。僕の「子育てあれこれ」が少しでもみなさんの子育てに対する不安や悩みを軽減できる薬になってくれれば嬉しいなぁって思います。

子育てあれこれが書籍として出版されました!
理論と実践から学ぶ『読んでよかった』と思える子育ての本 田中文昭 著

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  • コミュニケーションは あいさつから
  • 先取りママにならないで
  • 子どもの成長を性急にもとめない
  • 整理上手な子どもにするためには
  • 叱り方について
  • 集中力を養うには
  • 入園前におむつをとって おきたいのですが
  • 心を育てるってどういうこと (その1)
  • 心を育てるってどういうこと (その2)
  • 入園したとき、 登園を嫌がったら
  • 子どもと接する上で大切な観点
  • 道草は好奇心、探究心の芽生え
  • 子どもが自然と言うことを聞いてくれる魔法
  • 挑戦する勇気を持たせるには・・・
  • キレない子どもを育てるには
  • 褒めて子どもをその気にさせる
  • 子どもの話の聞き方
  • 褒めるところを見つけるには
  • 褒めるタイミング
  • 結果ではなく過程に目を向ける!
  • イライラせずに叱るには・・・
  • 子どもへの接し方をちょっと見直してみませんか?
  • 褒め方のコツ
  • 仮定法を使って褒めてみる
  • 子育てをもっと気楽に考えよう
  • 子どもへの理想的な接し方
  • 叱ると褒めるはワンセット
  • 感性を育むには…
  • 積極的な行動が取れるようになるには…
  • コミュニケーションは一貫性を
  • 人の気持ちを理解する
  • 子どものやる気への支援とフォロー
  • 子どもの思いを先取りしない!
  • 子どもの育ちを考える
  • 遊ぶときには一定のルールをもって
  • 子どもの特性を理解する
  • 子どもに適度な期待をしよう!
  • 親が変わると子も変わる
  • 子育てはあせらず急がずゆっくりと
  • 子どもの成長を温かく見守る
  • マネることの大切さ
  • 褒めるところを見つけるコツ
  • 子どもにきちんと理由を説明する
  • 人と関わらず努力を!
  • 考える子を育てる
  • 子どもの世界を考えてみる
  • しつけってどんなこと?
  • なんでもかんでも褒めてしまわない
  • いろんな子どもと遊ばせよう
  • 子どもの絵の世界を知る
  • たくさんの本を子どもに読ませてあげよう
  • 子どもがうまく片付けられるようになるポイント
  • ◆◆◆参考文献◆◆◆
  • 読書の習慣を身につけさせるには
  • 少しずつ子どもにお手伝いをさせよう
  • 子どもがおもちゃをねだったら…
  • 気持ちを言葉にしてあげよう
  • 子どものやる気を応援する!
  • 子どもの頃のことを思い出してみよう!
  • 子どもの態度にイライラしてしまうときは・・・
  • 片付ける
  • 子どもが言うことを聞いてくれないときは・・・
  • 自分自身を振り返ってみる!
  • 子どもが子どもを育てていく
  • 子どもの絵の見方
  • どうして大人は子どもの気持ちを考えられないことがあ..
  • 子どもが他人の気持ちを理解するには...
  • 祖父母の力を借りてみる
  • 子どものイザコザにどう付き合うのか?
  • 適度な子どもへの関わりってどのくらい?
  • 当たり前を見直してみる
  • 子どもを外で遊ばせよう!
  • 子どもとの遊びを考える
  • 子どもをもっと抱きしめよう!
  • 幼児期教育が大切な理由
  • 魔法の言葉「ありがとう」
  • 子どもと上手にコミュニケーションをとろう!
  • 見守られているという気持ちが子どもには大切
  • 家族の絆を強めるもの
  • 夢中になる体験をさせよう
  • 父親の育児参加
  • 早寝できていますか?
  • 適切な目標ってどのくらい?
  • 子どもへの伝え方を考えてみる
  • 英語を学ぶということ
  • 子どもへの伝え方を考えてみる その2
  • 大人と子どもの違い
  • 子どもから教えられること
  • 体験を通して学ぶ大切さ
  • 「ちょうどよい」という感覚
  • 子どもが約束を破ったときにはどうしたらよいのか
  • メタ認知行動による良質な保育
  • 子どもの気持ちを受け止める!
  • 子どもの「いや~!」に応答する
  • 「岡目八目」
  • 角度を変えて子どもを見る
  • 依頼をするときは分担することを知らせよう
  • 肯定的な表現で伝える工夫を・・・
  • 楽しいことに焦点を合わせて生活しよう
  • 嫌なことを忘れるために・・・
  • 笑顔は人を惹きつける
  • 自己分析をしてみよう
  • 行動に焦点を合わせて褒めてみる
  • 自分自身の喜怒哀楽の基準を意識してみる
  • 一呼吸おいてセルフトークをしてみよう
  • 子どもの描く絵は、このように見よう
  • 道徳性と社会性が育っていくには
  • 人とのつながりが生活を豊かにする
  • 子どもの自己肯定感を高めよう
  • ばらばらで一緒
  • 後々尾を引かない叱り方
  • 見張るから見守るに変えてみよう
  • 今の自分と子どもを比較しないでおこう
  • 子どもに片付ける習慣が身につくことを願って
  • 子どもが片付けをしない時への対応
  • 人間関係力を育もう
  • 人間力を育もう
  • 子どもに願いをもってかかわる
  • 幼児期・児童期は大人になるための土台作り
  • 誉める質を高めよう
  • 家に帰ったらまず宿題をする習慣をつけましょう
  • 絵本を読み聞かせる習慣を大切に
  • どうして大人は子どもの気持ちを考えられないことがあるのか?

    小学生の子を持つ親にはよくある話ですが、算数なんかの勉強を教えているときに「何度言ったらわかるの?」、「どうしてわからないの?」と言ったことはないでしょうか?僕も小学生の子どもを持つ親ですが、ごくごくたま~に、子どもの勉強を見ていると「なんでわからないんだ、こいつは!」と思ってしまうことがよくあります。大学生のころは、塾講師や家庭教師など、小学生から高校生の子ども達に勉強を教えるアルバイトをたくさんしていました。でもその時は「なんでわからないんだ!!」などと思ったことは全然なかったのですが、自分の子どもを教えているとどうも勝手が違うのです。人にモノを教えることには慣れているはずなんですが・・・

     

    ある論文を読んでいたらよいヒントがのっていました。認識システムという考えがこれをうまく説明してくれます。「子どもはわからない状態で先のことを念頭に行動しようとしても無理なのに、親はすでに知っているため『なぜこんな簡単なことがわからないのか』と子どもの未熟さを責めることになり、その溝は深まってしまう。更に、問題なのは、すでにわからない頃の認識にもどれないという点である」(米澤2004)と述べられているようにいったん「わからない状態」から「わかる状態」になるともう「わからない状態」にもどることができないということでなんですね。大人はすでに「わかる状態」になっているため、子どもがどうして「わからない」のかが理解できなくなってしまうわけです。そしてさらに自分の子どもの場合は、自分と我が子を重ね合わせてしまっているから「どうしてわからないんだ!!」という思いが強くなるのではないかと思います。もう少しわかりやすく言い直すと、「自分はわかっているのに、自分の子どもあるこの子はどうしてわからないのか?」というような思いになるのではないかということです。自分が小学生の時も「わからない状態」から「わかる状態」になったのにも関わらず、このような思いになるということは初めから「わかる状態」であったのか「わからない状態」がなかったというような記憶でしかなく、そちらにだけ意識が焦点化されてしまう結果ではないかと思います。つまり、自分を軸として見ているので「自分にはできた、わかった」という良い部分に意識がフォーカスされ、子どもには「この子もそういう状態であるはず」という意識が働くからではないでしょうか。しかしながら自分も「できなかった」という負の部分には意識がもってこられず、自分は「できていた、わかっていたのにどうしてこの子は・・・」と子どもには負の部分に意識がいってしまうという結果が「何度言ったらわかるの!!」ということになるのではないかと推測されます。でもこれが職業であるならば軸を自分自身ではなく相手に置くことになるので、このような気持ちにならないのではないかと思われます。このようなことから職業として子どもを教えているという気持ちになれれば、自分自身の子どもでもうまく教えることができるかもしれません。ここには客観的に自分自身の思考や行動を知るということが関係しているのではないかと思われます。

    「イライラ・・・、ん~~もうxxx!」というような状態になった時には落ち着いて「この子は他人の生徒、私は先生」と思えば少しはうまく教えられるかもしれません。そうすれば、「どうにかしてわかるようにしてあげよう」と、優しい気持ちになれるかもしれませんね。

    僕も頑張ってこのような考え方で我が子に接してみたいと思います(^◇^)

    (引用・参考文献)

    米澤 好史「子育てと子育て支援のあり方に関する心理学的考察」和歌山大学教育学部教育実践総合センター紀要 2004

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