先生の学び
2015.10.26
大阪市立幼稚園教員のみなさんへ講演をしました

先日、大阪市人権教育研究協議会より教育講演会の依頼を受けて、大阪市立幼稚園の教員の皆さんに「これからの保育に必要なこと〜エビデンスにそった子どもの支援を〜」というタイトルで講演しました。今まで数々の講演を受けてきましたが、公立幼稚園の先生に向けての講演は初めてでした。受講者の中には僕よりも年配の方がいらっしゃるので、幾分いつもよりは緊張してしまいました。しかし、受講者に大学での教え子がいて少しほっとした気持ちになりました。
保育者・教育者は感覚的で経験ベースのところが多いように思います。やはりこれからは科学的根拠に立脚した保育をしていく必要があります。そのようなことから、エビデンスに添った保育の実践例とともに、その必要性について講演しました。エビデンスベースだからこそ、保護者に対して教育の意味や内容を説明でき納得してもらえるものにしていけるのだと思います。公立、私立関係なく我々保育者はエビデンスを学びエビデンスを意識した子どもや保護者へのアプローチは今後もっと必要になってくるだろうと思います。


やまなみ幼稚園 理事長・園長 田中文昭