異年齢保育
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当園では、通常保育は学齢(同じ年齢の子ども集団)での保育を行っていますが、年間を通して月に数回、異年齢での保育を行っています。教育・保育課程の中に異年齢での保育を位置付けることで、子ども達の心が育っていきます。
年齢の低い子ども達には、「お兄ちゃん、お姉ちゃんのようになりたい」というような「あこがれ」の気持が育ち、年齢の高い子ども達には「年下の子ども達に教えてあげたい、優しくしてあげたい」という気持ちが育っていきます。
単に場所を共有するだけでは、このような気持ちは育ってきません。機会の提供とともに環境の設定をしっかりと行う必要があります。人間には再現性があり、人は自分がしてもらって嬉しかったことを他人にしてあげたいという思いを持っています。自分のことを大切に思い、優しくしてくれた年上のお兄ちゃんやお姉ちゃんにあこがれ、十分な優しさを受け、嬉しかったという子持ちが芽生えるからこそ、大きくなったことに喜びを感じ、自分も小さい子をお世話してあげたいと思うようになるのです。