先生の学び
2022.09.05
園内研修【造形研修】

先日、和歌山大学の丁子先生を園にお招きし、乳幼児の造形研修をしていただきました。今回は「絵の具」をテーマとし、絵の具の活動における指導方法や絵の具を用いた様々な造形遊びについて教えていただきました。一口に“絵の具”とはいっても、アクリル絵の具やポスターカラー、指絵の具など色々な種類があり、それぞれに特徴があります。活動のねらいや内容に応じ、どの絵の具を用いるのが適切かを考える大切さを改めて感じました。

また、実技研修では、絵の具で描く活動においては、絵の具の“濃度”が活動の中で重要な役割を担っていることを学びました。そこで、今回はポスターカラーを用いて、濃度を意識した絵の具の溶き方を教えていただきました。絵の具と水の量の割合を調節しながらつくった絵の具は描き心地が良く、滑らかに描くことができ、教職員の中でも「おぉ~!」と感動の声があがりました。

 私たちが今回の研修で味わった“絵の具で思いっきり描く気持ちよさ”を子どもたちにも味わってほしいと感じました。そのためには、絵の具の種類や濃度、色味などを考え、子どもたちが絵の具に夢中になれるような活動の実践を心がけたいと思います。(文責:宮内)