先生の学び
2022.12.23
園内研修【造形研修】

先日、和歌山大学の丁子先生を園にお招きし、乳幼児の造形遊びに関する研修をしていただきました。前回の研修に引き続き、今回も「絵の具」をテーマとした造形遊びやその指導方法についてご教授いただきました。 

まずは、水彩絵の具を用いた造形遊びについて教えていただきました。絵の具は水の量を調節するのが難しいですが、今回は水をたっぷり含ませた絵の具を使って長い線を描いてみました。ただ単に長く線を描くのではなく、「りんごの皮をむいてみよう!」「かたつむりさんのお散歩の道を描いてみよう!」といったテーマを設定することで、より想像しながら楽しんで描くことができました。 

また、ポスターカラーを使った造形遊びでは、大きな黒色のポリ袋に草花や花火をダイナミックに描きました。画用紙に描くときとは異なった気持ちの良い描き心地に教員も目を輝かせ、夢中になりながら描いている姿が印象的でした。 

絵の具は幼児期だけでなく小学校以降も使用する教材です。この先も、子ども達が絵の具の活動に意欲的に取り組めるように、幼児期に「絵の具って楽しい!」と子ども達が感じられるような経験が必要であることを改めて実感しました。(文責:宮内)