先生の学び
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2023.08.03
先生の学び【造形研修】
先日、和歌山大学の丁子先生をお招きし、乳幼児の造形遊びに関する研修をしていただきました。今回は、夏の暑い時期に楽しめる“感触遊び”をテーマとした遊びやその指導方法についてご教授いただきました。
まずは、寒天遊びを行いました。まるでゼリーのような寒天の感触が気持ちよく、掴んでみたり、指を突っ込んでみたりして感触を楽しみました。また、寒天遊びを行う際は、寒天を置く配置が重要であるとご教授いただきました。異なる色の寒天同士が混ざり合ったとき、色が綺麗に見えるよう、隣同士に置く寒天を工夫することが大切だと学びました。
午後からは、前回に引き続き粘土遊びをおこないました。前回行った油粘土に加え、今回は石鹸粘土を使った遊びについて教えていただきました。油粘土との感触の違いや石鹸粘土ならではの匂いを楽しみました。色付けには食紅を使用しましたが、食紅の量によって濃さを調節したり、食紅の色を混ぜることで様々な色をつくってみたりなど、感触、匂い、そして色合いといった様々な楽しみ方ができると改めて感じました。つくった石鹸粘土は、実際に石鹸としても活用できるため、遊ぶだけでなく実用的であることも石鹸粘土の良さの一つであると実感しました。
研修で学んだことを生かし、まだまだ暑さが厳しいこれからの時期に少しでも涼しい気持ちになれる感触遊びを、保育の実践に取り入れていこうと思います。(文責:宮内)