先生の学び
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2025.01.15
先生の学び【造形研修】
和歌山大学から丁子かおる先生をお招きし、乳幼児の造形遊びに関する研修をしていただきました。今回は、廃品を使った遊びについてご教授いただきました。空き箱や牛乳パック、カップ、ラップ芯など私たちの生活にとって身近なものである廃品を用いた遊び方やその指導方法について、今回も多くの学びがありました。
まずは、空き箱を使った構成遊びをおこないました。様々な色や大きさ、種類、形などの空き箱を自由に使い、高く積み上げてみたり、並べて見たり、同じ色の箱を一か所に集めてみたりなど、子ども達の気持ちを想像しながら様々な遊び方を試すことができ、空き箱の汎用性の高さに驚きました。また、途中からはビニールテープを導入することで箱同士をくっつけることができるようになったため、遊びの幅が広がり、さらに活動が盛り上がる様子もありました。
午後からは、牛乳パックの輪切りと洗濯ばさみを使った構成遊びもおこないました。洗濯ばさみはもちろん、牛乳パックを輪っか状に切るだけで子ども達が楽しめるおもちゃに早変わりすることから、子ども達にとって身近なものの中にも、子ども達をワクワクさせるものがたくさんあるということを再認識しました。
今回の研修では、私たちの日常生活にあるものから面白さを見出す楽しさを経験し、廃品が子ども達の心を動かす教材の一つだということを改めて感じました。保護者のみなさんからいつもご協力いただいている廃品をより活かして、子ども達に還元することができるように、今後の保育を進めていきたいと思います。(文責:宮内)