先生の学び
2025.04.04
先生の学び【造形研修】

先日、和歌山大学から丁子かおる先生をお招きし、乳幼児の造形遊びに関する研修をしていただきました。研修テーマは「〇〇人形からイメージを広げる遊び」です。

今回の研修では、指人形と紙人形の2種類の人形づくりをおこないました。自分だけの人形ということで、教職員一人ひとりがこだわって時間が経つのも忘れるぐらい没頭しながら人形作りに励んでいる様子が印象的であり、「子ども達ならこういうものをつくるかな?」と子ども達の気持ちを想定しながら作ることができました。そして、今回は人形を作るだけでなく、研修テーマにもあるように「作った人形からイメージを広げる遊び」ということで、人形作りからより発展した遊びについても教えていただきました。作った人形になりきって他の人の人形と会話をしたり、模造紙に自由に描いた世界を一緒にお散歩をしたり、空き箱で作った街を探検したりなど、作った人形からどんどん遊びが発展していく楽しさを改めて実感しました。また、人形を通して他者と繋がることの充実感を経験することができました。

今回の研修では、没頭して何かを作る楽しさだけでなく、作ったものから遊びが広がり、そして他者との関わりが深まっていくことの楽しさを、身をもって体験することができました。研修で学んだことを活かして、よりよい保育実践に向けて努めていきたいと思います。(文責:宮内)