先生の学び
2010.05.26
造形活動のワークショップを行いました。

5月25日の夕方から京都女子大学の矢野真研究室と合同で造形のワークショップを開催しました。
ワークショップを日本語に訳すと研修会や講習会となってしまいますが、僕たちが開催したワークショップは一人ひとりが意見を出し合い、他人の考えと自分の考えとの違いに気付き、再考することで自分の考えを深めていくという趣旨で行っています。
一人ひとりが自分自身の子どもとの関わり方や保育実践を振り返る機会としてこのワークショップを位置づけています。
今回は先日行われたコーナーあそびについて方向性を再確認し、子どもの育ちを見据えた見通しのある実践が展開できるように協議を重ねました。
「なるほど!」と思える意見もたくさん出てきて、一人ひとりが参加者意識を持てたワークショップという感じになりました。最後には矢野先生から課題をいただき、次回のワークショップまでにその課題について僕たちなりに考えをまとめて発表することになりました。
先生たちの表情からは「いいかげんな保育実践はしたくない!」という気持ちが感じられ、先生たちの保育実践への士気が高まったように感じられました。
次回は6月に開催されます。月1回程度のペースですが、先生たちには実りある良いものになりそうです。

(文責:園長 田中文昭)