研究・実践発表
2024.07.04
日本保育学会で研究発表を行いました
5月11日~12日にオンラインで開催された日本保育学会 第77回大会に参加しました。和歌山大学の丁子かおる准教授と共同で「幼児の表現力を育む保育者の援助 ―「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」に着目して―」というテーマでポスター発表を行いました。
初等教育以降で求められる表現力の育成に向け、幼児教育においても表現力の基礎を育むことが大切です。今回の発表では、私が学生時代に集めたデータや執筆した大学の卒業論文を基に研究を行い、幼児の表現力を育む保育者の援助を「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」の視点から検討し,それらの関連を明らかにしました。研究の結果、保育者は幼児の表現力を育成するために、「自立心」や「協同性」といった「人間関係」を重要視しながら援助を行っていることがわかりました。
今回の大会はオンラインではありましたが、様々な意見をいただき大変勉強になりました。今回学んだことを保育の実践でも活かしていきたいと思います。

(文責:宮内)