研究・実践発表
2010.07.28
(社)日本幼年教育会 40周年記念大会で研究発表をしました
文部科学大臣認可の社団法人日本幼年教育会の40周年記念大会で 「造形活動を通しての幼稚園と大学との協働活動が紡ぐ、子ども、学生、教員の共育ち」というタイトルで研究発表を行いました。
当園が教育課程の中で実践している「コーナーあそび」について僕と京都女子大学の矢野真先生とが一緒になって実践の成果や課題・展望などを実践例を示しながら発表しました。
発表の中では当園の三原先生や京都女子大学の学生の「気づき」も発表され、内容の濃い充実したものになったのではないかと思います。
タイトルの中に「協働」という言葉が使われていますが、これは「同じ目的に対して対等の関係で協力して共に働く」という意味で使われます。このコーナーあそびの目指すところは「子どもの育ち」ですが、それを違った立場によって違った視点から考えて協力して子どもの育ちをみていこうという試みをしています。それが保育者の育ちにも学生の育ちにもつながっています、というような内容の発表でした。
当日は多くの方が参加され、熱心にメモを取られていました。少しは幼児教育の質的向上に貢献できたのかな?と思います。

                                                  やまなみ幼稚園 園長 田中文昭