先生の学び
2021.08.21
園内研修【造形研修】

 和歌山大学准教授の丁子かおる先生をお招きし、乳幼児の造形について研修をしていただきました。
 午前は、「乳幼児の造形とは」というテーマで講義をしていただきました。普段の造形活動で見られた子どもたちの姿を思い浮かべながら、造形を通じた子どもたちの育ちについてグループで話し合いました。話し合いにより、子どもたちは造形活動の中で、創造する力、試行錯誤する力、主体性など、様々な力を身につけているということを改めて感じました。保育者としては、「ただ楽しいだけの造形活動」ではなく、「造形を通して子どもたちにどのような力が身についてほしいのか」を考えながら、保育を行うことが大切だと再認識しました。
 午後からは、おもちゃづくりと泡遊びの実技研修をしていただきました。実際にやってみることで各活動の面白さや楽しさを身をもって感じ、教員一同、童心に帰って和気あいあいと楽しみながら取り組んでいる姿が見られました。それだけではなく、これらの活動を実践に活かすために、普段の保育で行うときに注意するべき点や工夫が必要な点などを考え、話し合いました。
 子どもたちが、より造形を楽しいと感じ、没頭しながら取り組むことが出来るような保育を行えるよう、今回の研修で学んだことをしっかりと実践に繋げていきたいと思います。
(文責:宮内)