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先生のまなび

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2015.07.08 カンボジアに教育視察で行ってきました

当園が所属している教育団体の教育視察でカンボジアに行ってきました。孤児院や日本人学校、現地の幼稚園や小学校、おもちゃ工場など、さまざまなところを見て回りました。カンボジアにいって教育の原点を見たような気がします。
現地の幼稚園では一クラスに70人もの幼児がいて、担任の先生が一人で見ています。そして活動ではみんなで一緒のことをする一斉保育の場面を多く見ました。このような状況を見ると多くの日本人の幼児教育者は、「劣悪な環境でつめこみ教育だ」という感想をもつことだと思います。しかし、子どもたちの目の輝きが日本と違います。「学びたい」という気持ちで子どもたちの目はとても輝いています。一クラスに70人もの子どもがぎっしりと入っていても、誰もが、黒板を見つめ先生の話を一生懸命に聞いています。そして誰もが今を笑顔で楽しみ、自分の輝かしい未来に微笑んでいるような気がします。日本人の教育環境と比較すると劣悪な環境でも子どもたちは常に笑顔でポジティブです。そのような子どもたちの姿には心を動かされるものがありました。「○○のシステムがよい」とか「●●のようなとらえ方がよい」という前に、どうしたら子どもたちがキラキラとした目で活動に取り組むのかを考えることがもっとも大切なことだと思います。そのような意味でもカンボジアの子どもたちは学びたい!という意欲が育っていました。教育の原点はここです。もっと学びたい、もっとやってみたいと思えるような環境を僕たちは今以上にと考えていかないといけないと感じました。

園長 田中文昭