先生の学び
2024.01.10
先生の学び【2学期造形研修】

 先日、和歌山大学の丁子先生をお招きし、乳幼児の造形遊びに関する研修をしていただきました。今回は、土粘土をテーマとした遊びやその指導方法についてご教授いただきました。
 まずは、写真や動画を通じて、土粘土遊びの実践方法について学びました。実際の保育を見せていただくことで、子ども達の土粘土に対するリアルな反応や遊び方について知ることができました。午後からは実際に土粘土に触れながら、遊びや指導の方法について教えていただきました。土粘土の塊を目の前にし、写真や動画では分からなかった土粘土の迫力に驚きながらも実際に触ってみると、特有の手触りや冷たさに驚く保育者も多くいました。十分に土粘土と触れ合ったあとは、子ども達がワクワクするような環境設定について話し合いました。子ども達が他者と関わりながら遊べるような場や、一人で没頭して遊び込めるような場など、様々な子どもの姿を想定しながら環境を考えることの大切さを改めて感じました。
また、土粘土は遊び終わった後の片付けや管理が重要であることを教えていただきました。空気に触れないように袋に入れて密閉したり、定期的に練って柔らかくしたりして、子ども達が長期にわたって土粘土遊びを楽しめるように管理することも保育者の重要な役割であることを再認識しました。
 保育者自身が経験した土粘土遊びの楽しさを子ども達にも伝えられるように、今回の研修での学びを保育に活かしていきたいと思います。(文責:宮内)